新井浩文被告「だめとは言っていても、そのようには思えませんでした」(スポーツ報知)

 派遣型マッサージ店の女性従業員に乱暴したとして強制性交の罪に問われた元俳優の新井浩文(本名・朴慶培=パク・キョンベ)被告(40)の第2回公判が26日、東京地裁(滝岡俊文裁判官)で開かれ、同被告は改めて無罪を主張した。裁判は10月23日に結審し、12月2日に判決が言い渡される。

 ◆弁護人から新井被告への質問

 ―前回の法廷で(被害女性の)Aさんの証言を聞きどう思った?

 「事件後初めてAさんの言葉を直接聞いて、改めて心底嫌だったんだなと思い、申し訳ないと思っています」

 ―あおむけのマッサージはどこから始まった?

 「左足から上に来て、内もも、いわゆるそけい部のマッサージをしてもらいました」

 ―どういう気分に?

 「徐々に性的な気分になりました」

 ―体に異変が?

 「勃起していたかどうか覚えてません」

 ―その後は?

 「もっと上の方とか『キワキワまで』とお願いして。『そういう店じゃないのでだめですよ』と言われましたが、股間に当たるか当たらないかスレスレまでマッサージはしてくれました」

 ―その後は?

 「興奮してきて、私からあおむけになって素股をしてほしいとお願いしました。素股は嫌がっているように見えて、当たらないように天井の方によけていました」

 ―その後は?

 「ベッドに倒して挿入しました」

 ―Aさんから言葉は?

 「何もなかったです」

 ―抵抗する動作は?

 「なかったです。すんなり入りました」

 ―行為後は?

 「射精したあと『なんでこんなことになっちゃったんですか』と言われ、『あ、そうだよね、ごめんね』みたいなことを言いました」

 ―不安があったと?

 「同意じゃなかったのかな、とかです」

 ―マッサージはいつから利用?

 「3~4年くらい前にぎっくり腰になってから」

 ―風俗は?

 「利用します」

 ―どういう使い分け?

 「性的欲求は風俗で、体が疲れた時にマッサージに行きました」

 ―他のセラピストともセックスを?

 「した人もいます」

 ―どうやって誘う?

 「Aさんにも言った言葉ですが『もうちょっとキワキワの方のマッサージをお願いします』と」

 ―どういう反応だった?

 「やってくれる人もいて、だめな人もいました」

 ◆検察官から新井被告への質問

 ―以前にもお店を利用したことは?

 「あります」

 ―どういう店だと?

 「グレーゾーンではあるけれど、マッサージ店だと思っています」

 ―Aさんの印象は?

 「華奢(きゃしゃ)だなと。かわいらしい方だと思いました」

 ―1回手を引かれて拒否されたのになぜ続けた?

 「口調とかがものすごい柔らかくて、だめとは言っていても、そのようには思えませんでした」

 ―Aさんは「ズボンを脱がさないでと言った」と、証言していましたが、そう言ったんですか?

 「言ってないです」

 ―Aさんがウソをついていると?

 「それは、うちが判断することではないと思っています」

 ―素股は嫌がるのに、性行為はいいということがあり得るのか?

 「…。あり得るんじゃないでしょうか」

 ―合意じゃないかもしれないと思っていたんですか?

 「ちょっとは思っていたと思いますが、合意の方が強いとは思っていました」

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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