新型コロナ、全国で430人が感染 7割超が首都圏

 新型コロナウイルスの国内の感染者は10日、午後9時半現在で新たに430人が確認された。首都圏の1都3県が331人に上り、7割超を占めた。

 神奈川県では緊急事態宣言解除後では最多となる32人が感染した。「市中感染が広がっているのでは」と担当者は警戒している。年代別では、10歳未満1人▽10代1人▽20代17人▽30代3人▽40代3人▽50代4人▽60代2人▽70代1人。横浜市では12人のうち5人、川崎市では11人のうち9人が、いずれも20代だった。

 埼玉県では44人が確認された。川口市は市立小学校に通うきょうだい3人の感染を確認。3人の両親の感染も判明していることから、市は校内感染でなく、家庭内での感染とみている。市教委は11日を臨時休校にして校内を消毒する。川越市は、アルバイト飲食店員と女子学生の20代2人の感染を発表した。

 千葉県では12人の感染が確認され、このうち30歳未満が8人を占めた。

 大阪府では22人、京都府で10人、福岡県で6人、鹿児島県で8人の感染が確認された。鹿児島市ではクラスター(感染者集団)が発生したとみられるショーパブ関連が3人だった。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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