北九州市は2日、新たに6人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。感染経路不明は4人で、このうち1人は小倉南区の貫(ぬき)小の児童。同小児童の感染確認は初めてで、3日から休校にする。市内の児童、生徒の感染は5月23日以降で計5校12人となった。感染が既に判明している女性(八幡西区)が受診した市内医療機関では、新たに医療スタッフ2人の陽性を確認。関連の感染者が計5人となり、市はクラスター(感染者集団)とみている。同市の感染確認は11日連続で、同期間の感染者は計119人となった。
貫小の児童は味覚異常やせきなどの症状があり、5月31日に市内の医療機関を受診して感染が判明。29日は登校していた。同小の消毒を3日に行う。
クラスターが発生したとみられる医療機関のスタッフ2人は40代女性と60代男性で、いずれも中間市在住。他に小倉南区の90代男性、八幡東区の80代男性、遠賀郡の80代女性も感染が確認された。90代男性は意識不明。また、1日に感染が確認された若松区の30代女性が、浅川幼稚園(八幡西区)の園児の保護者と判明した。(東祐一郎、岩佐遼介)
西日本新聞社
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Leave a Comment