新型コロナウイルスの国内感染者は25日午後11時10分現在で、新たに807人が確認された。クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号を含めた累計は3万人を超えた。岡山、沖縄の両県で1日あたりの感染者数が過去最多を更新するなど、地方でも感染拡大の傾向を見せている。死者は4人だった。
東京都の新規感染者は295人で、5日連続で200人を超えた。感染経路不明は半数超の165人。7月は検査数の増加に伴って感染者が増えており、1日あたり200人以上となったのはこれで計12日。入院患者は25日時点で1105人に上り、今月1日時点(280人)の3・9倍まで増えた。大阪府では132人の感染が確認され、1日あたりの感染者数は24日の149人に次いで過去2番目の多さだった。
地方での増加も目立つ。キャバクラと飲食店の計2店舗でクラスター(感染者集団)が発生している浜松市では、濃厚接触者をPCR検査した結果、新たに30人の感染が確認された。秋田県では4月14日以来、102日ぶりに新たな感染者が出た。
鹿児島県では、与論島での感染者が25日までで29人に上っており、三反園訓知事が島への訪問を自粛するよう県内外の人に呼びかけている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル