名古屋市は11日、すでに新型コロナウイルスの感染が確認された市内在住の80代男性が死亡したと発表した。また新たに30~80代の男女3人の感染が確認された。愛知県岡崎市でも新たに50~70代の男女2人が感染。愛知県内の死者は4人目で、感染が判明したのは104人となった。
名古屋市によると、死亡した男性は悪性腫瘍(しゅよう)、心臓疾患、糖尿病の疾患があり、死因は心筋梗塞(こうそく)だったが、遺族は主治医から死因について「コロナウイルスの影響を受けているかもしれない」との説明を受けたという。
名古屋市で新たに感染した3人のうち30代と50代の女性は感染が相次ぐ市内の高齢者デイサービス事業所の感染者との接触を確認。80代男性は同事業所の感染者と別の屋内の場所で接触したという。
岡崎市によると、同市の感染者のうち70代の女性は、既に感染が確認されている愛知県蒲郡市の80代整体師から施術を受けていたという。また女性と同居している息子の50代男性も感染した。いずれも軽症で、発症前2週間以内に海外渡航歴はないという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル