新型コロナの感染経路を「見える化」した高校生 検出器も安価で自作

 高校生・高専生が自由研究の成果を競うコンテスト「JSEC(ジェイセック)2022(第20回高校生・高専生科学技術チャレンジ)」の最終審査会が10、11日、東京・お台場の日本科学未来館で開かれた。全国166校の617人から、過去最多となる339研究の応募があり、最終審査会には高く評価された30研究が出場、研究を発表して競った。

 上位入賞した研究は、来年5月に米国・ダラスで開かれる国際学生科学技術フェア(ISEF〈アイセフ〉)に日本代表として挑む。JSECの最終審査会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で20、21年ともオンラインで開催されたが、今回は3年ぶりに多くの学生がリアルで交流した。

栗田工業賞】水谷紗更さん(東京都立小石川中等教育学校5年)

 新型コロナウイルスの感染経路の一つ「エアロゾル」を炎色反応で「見える化」し、一緒に濃度も測れる機器を開発した。

 食塩水をつけた白金線をバー…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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