新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染リスクを負いながら、最前線で働く医師に対して、一部の医療機関では独自に危険手当などを支給する動きも出ている。しかし、そうした手当てを受け取ったのは勤務医の17.5%にとどまり、COVID-19診療に従事した医師でも23.4%だった。
勤務先で診療に従事した勤務医の76.6%、検体採取に従事した勤務医の70.3%が「支給されない」と回答。支給される場合でも金額は1日5000円未満が多かった。 一方、診療や検体採取に携わっていない勤務医でも8.8%は手当が支給されると回答した。
医療機関による独自の慰労金については、87.4%が支給されないと回答。支給する医療機関はごく一部にとどまるようだ。
【調査概要】
調査期間:2020年6月19日~6月26日
対象:m3.com医師会員
回答者数:計1266人
開業医439人=無床診療所406人、有床診療所33人
勤務医827人=大学病院163人、公立・公的病院246人、民間病院278人、診療所116人、フリーランス11人、その他13人
m3.com編集部
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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