ひっ迫する医療現場の支援も広がっています。
不足する防護服を補おうと、大阪市の松井市長が雨がっぱの寄付を呼び掛けたところ、30万着以上が集まったため、11日から医療機関に配られました。
【医療関係者は…】
「自治体として取り組んでいただけるのは医療機関として、非常に助かる」
【医療関係者は…】
「我々も頑張っているので、医療機関を助けていただけるのは非常にありがたい」
雨がっぱは、市内の102の医療機関に配られるということです。
さらに神戸市では、こんな支援も…
【記者】
「運転席と後部座席の間にはこのようにビニールシートが取り付けられていて、患者からの飛沫感染を防ぐことができます」
自動車メーカーの兵庫トヨタグループは、新型コロナウイルスに感染した患者を運ぶための専用の車を、11日から神戸市に無償で貸し出しています。
貸出期間は3か月で、患者を病院や病院から宿泊施設に運ぶ際に使うということです。
しかし、一部では医療関係者への差別的な行為が相次いでいます。
看護師や入院患者など35人が感染した神戸市の中央市民病院。
病院によると、妊娠している看護師が、別の病院での診療を断られたり、ほかの看護師の夫が勤務先から辞職を迫られたりしたということです。
【中央市民病院の会見 9日】
「病院自体に対しての色々な心無い声も聞こえる。大変心を痛めている。感染対策を徹底しているので、中央市民病院はクリーンな病院であると確信して申し上げられる」
病院は、11日から入院患者の受け入れなどを再開していて、新型コロナウイルスの患者は専用の病棟で対応にあたるなどの感染対策をとっているということです。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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