新型肺炎感染で卒業式中止も 14日間休校、入試は会場変更 熊本市(西日本新聞)

 熊本市教育委員会は23日、児童生徒や教職員、家族などの同居人に新型コロナウイルスへの感染が確認された場合、即座に14日間の臨時休校とする方針を決め、学校長らに通知した。休校期間と卒業式の日程が重なった場合には式を中止し、入学試験が重なった場合は会場を変更して行う。

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 対象は市立の小中高校と幼稚園、特別支援学校、専門学校。熊本市で男女2人のウイルス感染が確認されたことを踏まえた措置。市教委は「感染拡大防止には、最大限の対応が必要と判断した」としている。

 感染が確認されていなくても、せきや喉の痛みなどの症状がある▽37・5度以上の発熱がある▽強い倦怠(けんたい)感や息苦しさがある▽症状が軽度でも保護者が出席させることに不安を感じる-場合は、「欠席」扱いはせず、「出席停止」として記録することも決めた。

 当面は学校行事も制限。全校集会などは極力控え、校内放送を活用する。卒業式への在校生や来賓の参加は認めない。地域に対しても、不要不急の来校の自粛を求める。(古川努)

西日本新聞社

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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