新宿の病院理事長襲撃、中国籍の男に逮捕状 実行役か

 東京都新宿区の病院の駐車場で昨年10月、病院理事長の60代男性が刃物のようなもので襲われて重傷を負う事件があり、中国籍の住所、職業不詳グオ・シャオフェイ容疑者(33)が関与した疑いが強まったとして、警視庁は殺人未遂容疑で逮捕状を取った。グオ容疑者はすでに中国へ出国しているという。捜査関係者への取材でわかった。

 グオ容疑者は理事長と面識がないといい、事件の実行役だったと警視庁はみている。共犯者の関与の解明のため、これまで捜索した複数の関係先に加え、28日には新たに静岡県熱海市内の住宅も捜索。事件に至る経緯を詳しく調べている。

 事件は昨年10月25日午前7時15分ごろ、新宿区市谷山伏町の病院の駐車場で発生。出勤した理事長が車を降りたところ、いきなり首の後ろを刃物のようなもので刺されたという。

 捜査関係者によると、グオ容疑者は防犯カメラなどの捜査から関与が浮上した。襲撃直後に現場から逃走し、都内のマンションへ移動。翌日早朝に空路で出国したという。事件のあった昨年10月に入国し、事前に現場を訪れていたという。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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