武田啓亮
東京都新宿区と文京区内の一部地域で、21日からガスの利用ができなくなっていた問題で、東京ガスは26日、供給が止まっていた6562戸のうち、6449戸(98・3%)が復旧したと発表した。残る113戸については、復旧のめどがたっていないという。
同社によると、ガスの供給停止が続いているのは文京区関口1丁目の集合住宅2棟、計113戸。26日中に全ての復旧作業を完了させる計画だったが、敷地内のガス管の形状が複雑なため、作業が難航しているという。ガスが利用できない世帯に対しては、個別に宿泊施設を手配するなどの対応を取っている。
今回のトラブルの原因について同社が調べたところ、新宿区山吹町内に敷設されていたガス管が破損しているのがみつかり、そこから東西1キロ、南北400メートルの範囲のガス管内に水や土砂が流れ込んでいたという。周囲の水道管から漏れた水が入り込んだ可能性があり、都水道局などとともに調べている。(武田啓亮)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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