新幹線の走行中、運転士がトイレにいくために席を離れたことが問題になった。腹痛はだれにでも起こりえることだが、どうすればよいのか。
Q 新幹線の走行中、運転士がトイレに行くために席を離れたことが問題になったね。
A 東海道新幹線の東京発新大阪行き「ひかり」の走行中、男性運転士が腹痛を訴(うった)え、運転室から約25メートル離(はな)れたトイレに行った。結果的に、約3分間、運転士不在のまま新幹線が走り続けたんだ。名古屋駅で別の運転士と交代し、病院に向かったそうだ。
Q 腹痛はだれにでも起こりえることだね。代わりの運転士はいなかったの?
A JR東海によると、新幹線は通常から運転士1人体制だ。運転資格をもった乗務員が乗車していれば交代してもらうことはできる。今回の場合、運転士は車掌(しゃしょう)長を呼んで運転室にいてもらったが、車掌長には資格はなかったんだ。
Q どうしたらよかったんだろう?
A 運転士が所定の手続きを…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル