新幹線も飛行機も空席目立つ 宣言下の大型連休スタート

 新型コロナウイルスの感染拡大で東京、京都、大阪、兵庫の4都府県に緊急事態宣言が出される中、大型連休が29日に始まった。

 一昨年までは帰省客や旅行客でにぎわっていた東京駅。この日朝、新幹線の自由席に乗り込む人の列はなく、空席も目立った。

 空の便も低調で、全日空日本航空が23日に発表した大型連休中の国内線の予約率は、いずれも5割を切っている。

 東京都で新たに確認された新型コロナの感染者は29日、3カ月ぶりに1千人を超える1027人。愛知県でもこれまでで2番目に多い430人だった。1172人の感染が確認された大阪府では、過去最多を大きく更新する44人が死亡した。

 東京都江戸川区の会社員男性(30)は、妻(29)とともに熱海(静岡県)に向かった。昨年は旅行を取りやめたが、今回は宣言前に予約していたため、行くことにした。都外への旅行は2年ぶり。「自粛が続いたので楽しみ。人混みは避けてゆったり過ごします」と話した。

介護のために帰省する男性

 80代の母親の介護のために…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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