他人になりすまし、計約1億4千万円分の新幹線のチケットを不正購入したとして、大阪府警は6日、23~34歳の中国人の男4人と日本人の男(55)の計5人を窃盗などの疑いで逮捕・送検したと発表した。男らは偽サイトに誘導して個人情報を盗む「フィッシング詐欺」で、335人のクレジットカード情報を不正入手していたという。
発表によると、5人はそれぞれ共謀し、2月28日~4月9日、JR西日本やJR九州の予約サイトで、他人名義のクレジットカード情報を使い、発券したチケット計約1万4千枚を盗んだ疑いがある。
国際捜査課によると、中国籍の容疑者らが駅で発券し、日本人の男が金券ショップで換金していたという。ほかにもJR両社から約1億6千万円の被害申告があり、452人のカード情報が悪用された。カードを不正利用された人の中には「大手通販会社から個人情報を入力させるメールがきた」と話す人がいたという。(甲斐江里子)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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