日本を訪れる外国人観光客にもお寺を身近に感じてもらおうと、東京・荒川区にある光明寺で、ダンスやプロジェクションマッピングを駆使した斬新な法要が営まれました。
光明寺は室町時代からの流れをくむ、浄土真宗の寺です。この日、寺の本堂に集まったのは、世界22カ国およそ40人の外国人観光客です。彼らの見つめる先で繰り広げられたのは、本堂に映し出されるプロジェクションマッピングや、浴衣姿のダンサーが踊るヒップホップダンスでした。
光明寺は、より多くの人たちに仏教を身近に感じてもらおうと、仏教の経典の言葉や自然の景色を描いたCGを投映したプロジェクションマッピングを取り入れた法要を、年に4、5回ほど行っています。今回は外国人観光客向けに、言葉が分からなくても親しめるヒップホップダンスも組み入れ、より強力なパフォーマンスで仏教の世界を表現しました。阿弥陀如来の指の形を手の動きや振り付けで表すなど、日本の宗教観と西洋の文化が融合した取り組みに、外国人観光客も驚きの声を上げていました。
最新技術で実現した新たな法要が、外国人と日本を結ぶ新たな架け橋になるかもしれません。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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