太古の川や湖に暮らしていた貝の殻はどんな模様をしていたのか。福井県立恐竜博物館は、同県勝山市北谷町で見つかった約1億2千万年前(前期白亜紀)の淡水二枚貝の化石に良好な模様が保存されていたと発表した。淡水二枚貝類の化石は残りにくく、貝殻の模様としては世界で最古かつ、2例目だという。
今回模様が見つかった貝は3種類。学名はそれぞれ、トリゴニオイデス・テトリエンシス=6点(横幅3~5センチ)、マツモトイナ・マツモトイ=5点(同5~8センチ)、プリカトウニオ・ナクトンゲンシス=6点(同6~10センチ)という。
「収斂進化」、太古の二枚貝類でも?
同館が、化石を傷つけずに砂…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル