2014年に新潟県新発田市内で会社員女性(当時20)を殺害したなどの疑いで26日逮捕された喜納尚吾容疑者(36)=別の強姦(ごうかん)致死罪などで無期懲役の判決が確定=が、事件当日の未明、女性宅近くの飲食店で食事をしていたことが捜査関係者への取材で分かった。県警は、店を出た後に出勤途中の女性を襲ったとみて調べている。
喜納容疑者の逮捕容疑は14年1月15日未明、女性の軽乗用車に乗り込み、強姦しようとしてけがをさせた上、殺害したというもの。県警は27日、喜納容疑者を送検した。
捜査関係者によると、喜納容疑者は1月15日未明、女性宅近くで同僚と食事後、「コンビニに行く」と言って別れていた。また女性は当日、午前5時からの勤務にあわせて同4時すぎに家を出たとみられるという。女性は勤務先に現れていないことから、県警は女性が自宅を出た後に被害にあったとみている。
一方、27日に接見した弁護士によると、喜納容疑者は今回の逮捕容疑の全てについて「身に覚えがない」と否認。女性との接触自体を否定しているという。県警は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル