群馬県安中市で見つかったハクチョウの化石が、新属新種だとわかった。「おんぶ」しながら子育てしていたことが分かる世界最古の鳥類化石だという。
京都大学大学院理学研究科の松岡廣繁助教(古生物学)が28日、群馬県庁で会見を開いて明らかにした。
通称「アンナカコバネハクチョウ」と呼ばれているこの化石。2000年に安中市原市の碓氷川の河床で市内在住の中島一さんが見つけた。約1150万年前の中新世の地層だった。
松岡助教が他の鳥類と比べたところ、同じ特徴があるものは見つからず、新属新種の学名「アンナカキグナ ハジメイ」と命名。3月31日に群馬県立自然史博物館の研究報告に論文を発表した。
化石は肩が上がっていた。ハ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment