上野創
日本大学(東京都千代田区)のアメリカンフットボール部で大麻をめぐる疑いが生じ、大学側が調査をしていることが1日までに分かった。日大広報課によると、部員らに聞き取りをしており、警察にも相談したという。
関係者から「アメフト部の寮内で大麻を使っている部員がいる」との情報提供が大学側にあったのが発端とみられる。日大によると、部員全員のほか、監督やコーチ、退部者も含めて聞き取りなどの調査を実施している。アメフト部の全体練習は控えている。先月22日には部の保護者会を開き、確認できている事実について説明したという。
日大アメフト部を巡っては、2018年の悪質タックル問題をきっかけに、上意下達の体質などを改めるなど改革が進んだ。また大学経営でも、前理事長が脱税事件で有罪判決を受けた後、作家の林真理子さんが理事長に就き、「新生日大」に向けて刷新を続けてきた。(上野創)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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