日本大学アメリカンフットボール部の学生寮(東京都中野区)から大麻と覚醒剤が見つかった事件で、日大は1日付で同部を再び無期限活動停止処分にしたと発表した。また8月31日付で同部の学生寮も閉鎖した。
日大は、8月5日に大麻取締法違反容疑などで部員1人が逮捕され事件について個人の犯罪と判断し、同10日に活動停止処分を解除。しかし、同22日に学生寮で2度目の家宅捜索が行われ、複数の部員が任意で取り調べを受けたことから、再び活動停止処分にした。
日大はホームページで「もはや個人の犯罪にとどまるところではなく、大学としての管理監督責任がより厳しく問われている状況」と説明。「このような事態を招いたことを深く反省し、徹底的に調査する」としている。
今回の事件を受け、日大は8月24日付で第三者委員会を設置。文部科学省は今月15日までに調査・検証の結果報告を求めている。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル