例年、冬の太平洋側は晴れる日が多いですが、今年は冬晴れが少なく、日照が少なくなっています。
東京の12月1日~22日で見ると、平年の日照時間は121.4時間ですが、今年は84.8時間と平年の7割足らずに留まりました。
原因は冬型が続かなかったため
この時期は西高東低の冬型の気圧配置の日が多くなります。冬型のときは日本海側で雪や雨の日が多い一方、太平洋側は冬晴れで日照時間が長くなる傾向にあります。
しかし今年の12月は冬型が長続きせず、西日本・東日本付近を低気圧が繰り返し通過したため、天気が周期的に変わりました。
この傾向はもちろん東京だけではありません。名古屋や大阪、広島、高知などでも日照時間が平年の8割前後と短く、太平洋側で冬晴れの日が少なかった事がわかります。
年末にかけて周期変化続く
この先、年末にかけても低気圧や前線が次々に通過して、全国的に短い周期で天気が変化します。
東京でも明日24日(火)は冬晴れとなるものの、その後は天気が下り坂となり、冬晴れが長続きしない状態が続く見込みです。
ウェザーニュース
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース