能田英二 石垣明真
北海道日本ハムファイターズの新本拠地「エスコンフィールド北海道」(北海道北広島市)で22日夜、初めてのナイトゲームとなるオープン戦が開催された。札幌ドームに通い慣れた札幌市民からは、札幌市内から遠くなったことで不便さを心配する声もあるが、実際はどうなのか。記者2人が札幌までの帰宅事情を体験した。(能田英二、石垣明真)
この日の試合の観客は1万9451人。コロナ前の日本ハムの平均的な観客動員数より約7千人少ない。
試合が終わったのは午後8時36分。「さあ、行こうか」。2人は試合終了と同時に記者席を離れ、シャトルバス乗り場へ向かった。
バスの発着場は一塁側にあるコカ・コーラゲートを出てすぐの場所にある。ひとりはJR北広島駅までシャトルバスに乗り、JRで札幌駅に帰るコース。もうひとりは地下鉄東西線の新さっぽろ駅までシャトルバスを使い、地下鉄に乗り換えて大通駅に向かうコースで、それぞれの所要時間を調べた。
北広島駅へのバスに長蛇の列
注意が必要なのは、バス代の決済方法だ。新球場は完全キャッシュレスをめざしている。シャトルバスはVisa(ビザ)のタッチ決済を導入。ただ、交通系ICカードは利用できない。現金は北広島駅の発着便は使えるが、新札幌発着は券売機でチケットを買う必要があり、そこで並ぶ時間が発生する。
北広島駅行きのバスを目指す…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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