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(大木)きょうのトレバスは、「マスクマジック」!
いま日本中が魔法にかかっているという、その心理とは?
マスク社会の印象UP術まで紐解いてまいります マスクマジックとは、マスクをしていると魔法にかかったように
他人が美しく見えてしまう現象。
コロナ禍で誰もがマスクをする時代になり注目されています。 (大木)実際にSNSでも「みんな美男美女に見える!目の保養にいい」
「新卒と間違われた」なんていう声も。
これはほうれい線とか輪郭を隠せるので若く見えたという意味なんです。
一方で、婚活パーティでイケメンだらけと思い、
後日2人で食事に行ってマスクを外すとあれがっかり…などという経験談も
美桜さん、こんな経験あります?
(林美桜)ありますね。あれ?思ってた方と違うなというマイナスな方に傾いちゃうことが
(大木)林さんは?
(林美沙希)飲食店の店員さんとかもみんなカッコよく見えますよね
(大木)それありますよね!
どうしてマスクマジックにかかってしまうのか?
心理学の専門家に伺いました 立正大学客員教授 内藤誼人さんによると
「マスクマジックは素敵な勘違い」。
人は見えない部分を理想的に補完する性質があり、
マスクで隠れた鼻や口などを美しく補完してしまうんだそうです。 (小松)それは多分、人間の本能ですよね。本能には理由があるはずで
勝手に美しく補完して、その先に何があるのかな?
(大木)実は、他人の顔を少しでも早く認識しようという生存本能が
人間には備わっているんですって。
ですから、マスクの上の部分の少しの情報であとは補完して想像してしまう。
これがマスクマジックの裏にあるんです
(小松)まずは個体として相手を認識したいっていう…なるほど!
(大木)今までも、スキー場でカッコよく見えるゲレンデマジックや
SNSのプロフィール写真で顔の一部だけ載せると美男美女に想像されるという
テクニックありましたよね
(一同)ありました!
(大木)でも、このマスクマジックには注意点もあるんです
マスクマジックの効果があるのは初対面だけ。
ちょっと小松先輩、使わせていただきます。
(マスクをした小松アナの写真)
この番組をご覧になっている方には、もうおなじみの顔ですと
「あ!小松さんね」と思って…
(マスクをしてない今の小松アナ)
この小松さんの顔を想像してしまうから初対面じゃないと効果がないんです
(小松)なんか微妙な使われ方ですけど…でも理屈はよくわかりました
(大木)さっきのガッカリ例にもあったように、本人の意図と関係なく見た目のハードルも
上がってしまうので外した時の落胆に気をつけましょうということでした。
では、このマスク時代どうやったら印象UPできるのか?専門家に伺いました。 国際パフォーマンス研究所 佐藤綾子代表によると努力あるのみ!
「マスクに油断せず表情筋を動かす」 (大木)マスクをしてると口の動きも小さくなってどんどん表情がなくなってきますよね
ですから、マスクの下でも口を大きく開ける、
口角を上げて笑うというのを常日頃忘れないでくださいということなんです
(林美沙希)マスクで隠れているから油断しちゃいけないよってことですね
(大木)そうなんです。佐藤先生からは「落胆される側にも責任がある」という厳しい言葉
もいただきました。いつか必ずアフターマスクの時代は来ますので
その時までに喜怒哀楽が薄い表情にならないように気を付けてまいりましょう!
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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