興野優平 大野晴香 辻健治
広島市中心部で来年2月に完成するJ1サンフレッチェ広島の新スタジアムは、やっぱりエディオン――。名称こそ耳慣れたものだが、街やチームを変える可能性を秘める。選手もサポーターも飲食業界も新拠点を心待ちにしている。
新サッカースタジアムの命名権を取得した家電量販店大手・エディオンは12日、広島市と契約締結式を開き、「EDION PEACE WING HIROSHIMA(エディオンピースウイング広島)」とのネーミングを披露した。
命名権の取得期間は2024年2月から10年間で、年間1億円を市に支払う。エディオンの久保允誉(まさたか)会長兼社長は「恒久平和を願い、『平和の翼』とした。より多くの皆様に足を運んでいただければ」と話した。
いまの本拠地のエディオンスタジアム広島(広島市安佐南区)は市街地から約8キロ離れているが、新スタジアムは平和記念公園にほど近い中央公園広場に位置する。広島電鉄「紙屋町西電停」から徒歩10分という好立地だ。
ピッチまで8㍍の近さ、近隣の公園や城とも相乗
地上7階建てで、約3万人を…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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