中川壮
サッカーワールドカップカタール大会の準々決勝4試合について、愛媛県伊方町のイメージキャラクター「サダンディー」が8日、勝敗を占った。サダンディーはこれまで日本代表に関連する7試合を占ってきたが、全部ハズレで、的中率0%の汚名返上を目指している。
サダンディーは手作りのルーレットを回して、1次リーグは勝ち・負け・引き分けの3択で、決勝トーナメントは勝ち・負けの2択で占ってきた。日本が入った1次リーグE組の全6試合と、決勝トーナメント1回戦の日本―クロアチア戦をことごとくはずした。7試合全てハズレの確率は729分の32だ。
町広報秘書係長の松下洋二さん(38)によると、決勝トーナメント1回戦で日本代表の負けが決まると、かなり落胆した様子だったという。松下さんは「的中率0%が続いてきたなかで日本の勝ちと出してしまい、サダンディーは責任を感じている」と話す。
日本時間10日午前0時から始まる準々決勝4試合の勝敗について、クロアチア、オランダ、ポルトガル、イングランドの勝利と予想したサダンディー。占いの合間にはカズダンスやヒゲダンス、秘技「サダンディー・ターン」などを披露し、各チームにエールを送った。仮に今回も全てはずしたとすると、11試合全てハズレの確率は729分の2となる。
占いは準決勝、3位決定戦、決勝まで続ける予定。サダンディーは松下さんを通じて、「今後もっと占いのパワーをつけて、日本代表が4年後にワールドカップを勝ち続けるために精進していくダンディー!」と、意気込みを語った。
これまでの11試合についての占いの様子を撮影した動画が、YouTubeの伊方町公式「佐田岬チャンネル」で公開されている。(中川壮)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル