和歌山県古座川町直見の大谷湿田で、日本で最も小さく世界でも最小部類のトンボとされる体長約2センチのハッチョウトンボが羽化を始めている。17日朝、小雨にぬれた草の上で、鮮やかな赤い体を現していた。
ハッチョウトンボの体は雄が赤色、雌が黄褐色と黒のまだら模様になる。国内に広く生息しているが、古座川町教育委員会によれば、この湿田では5月後半から6月にかけて羽化し、飛んでいる様子を7月下旬ごろまで見ることができるという。
和歌山県は準絶滅危惧種としており、町は天然記念物に指定している。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース