日本海に浮かぶ「ゴジラ岩」が陸続きに 能登地震で地盤が隆起か

 石川県珠洲市の日本海に浮かび、その形から「ゴジラ岩」と呼ばれた岩が、陸続きになっている。能登半島地震で地盤が隆起したためとみられる。

 岩は同市馬緤(まつなぎ)町の沖約100メートルにあり、地震前は2メートルほどが水面から出て、干潮時でも岩の周辺は海水につかっていた。岩に近づいてみると、かつては海中にあった岩の部分は白っぽくなり、乾燥した海藻がへばりついて、小さなサザエなどが転がっているのが確認できた。

 2003年、「ゴジラ」の愛称で親しまれた石川県出身の元大リーガー・松井秀喜さんの人気が高まる中、話題を呼ぶようになった。近くには駐車場もあり、観光スポットになっていた。(林敏行)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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