架空の保険商品などで顧客や同僚ら6人から約1億8千万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた日本生命元営業部長で住所不定の林泰之被告(37)に対する判決公判が18日、神戸地裁尼崎支部であった。佐川真也裁判官は、懲役5年(求刑懲役8年)の実刑判決を言い渡した。
林被告は昨年3月に日本生命を退職するまで、新宿(東京)、柏常総(千葉)、阪神(兵庫)の各支社で営業部長を務めていた。
判決によると、林被告は日本生命の営業部長としての地位や信用を悪用し、21年までに顧客1人からウソの保険商品を紹介するなどして約1億3975万円をだまし取った。ほかに元同僚ら5人から計3900万円をだまし取ったとされる。(谷辺晃子)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル