日本への留学をめざす外国人向けの「日本留学試験」で問題冊子が足りず、大阪会場で1624人が受験できなかった問題で、実施団体の日本学生支援機構は、再試験を今月23日に加え、同26日にも実施することを決めた。1回だけの再試験では受験生を救済しきれないとして、日程の追加を求める声が相次いでいた。交通費や宿泊費も補償する。
「留学生版の大学入試センター試験」とも呼ばれる日本留学試験は全国838の大学や専門学校などが合否判定に活用している。今月10日の試験には約3万4千人が出願したが、うち大阪会場で問題冊子が足りないことに当日気づいた。発注ミスが原因だった。
機構によると、受験できなかっ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル