埼玉県選挙管理委員会が日本維新の会の中村美香県議(36)の当選無効を決めたことをめぐり、同党県総支部は18日、中村氏が決定の取り消しを求め、県選管を相手取り東京高裁に提訴する意向だと発表した。
中村氏は、4月の県議選南1区(草加市、定数3)で初当選。その後、市民から当選無効を求める異議申し出が出された。
県選管は、聞き取りなどの調査をしたうえで、投開票日までに県内の同一市町村に3カ月以上居住することを求める公職選挙法の要件を満たしていなかったと判断。昨年12月下旬から三郷市に37日間、今年2月から草加市に約2カ月住んでいたと認定した。
この決定について同党県総支部は、三郷市では昨年10月初旬から約4カ月間、「月の大半」は居住していたとして「事実認定に重大な誤認がある」などと主張。中村氏を全面的に支援していくとしている。
一方、選挙の約2カ月前に草加市に引っ越したことについては「疑義を招くことにつながった」とし、「再発防止に努めてまいります」とコメントした。
中村氏は18日、ツイッター…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル