日本近海の海面水温が昨年6月から今年2月にかけて、3季連続で過去最高を更新していることがわかった。気象庁によると、3季連続で更新するのは1982年の統計開始以降初めてという。東北沿岸では関東沿岸が北限とされる魚も確認され、漁業への影響も懸念されている。
昨年は国内外で記録的な高温だった。気象庁によると、北・東日本の年平均気温は1946年の統計開始以来最も高く、西日本も1位タイだった。気象庁は今夏も昨夏並みか、それ以上の暑さになる可能性もあるとみており、海の高温も続く恐れがある。
気象庁によると、日本近海の平均海面水温は昨年6~8月が1度、9~11月が1・2度、昨年12月~今年2月が1・1度、平年より高かった。これまでの平年差の最高はそれぞれ0・8度(2022年)、0・7度(1998年、99年)、0・7度(99年)だった。
北海道で大量のフグ
本州の東側の高温が顕著で…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル