犯罪被害者や遺族に支払われる国の給付金について見直し議論が進んでいる。海外よりも手薄だとの指摘もあり、国は来年6月までに結論を出す方針だ。
海外では、犯罪被害者支援が手厚い国もある。
被害者支援に詳しい琉球大法科大学院の斎藤実教授によると、スウェーデンは1994年、補償金の裁定や支給を担う「犯罪被害者庁」を創設。裁判所の任命で弁護士が被害者に就く被害者弁護人制度も設けた。犯罪被害者学を専攻に設ける大学もあり、人材育成に力を入れているという。
ノルウェーでは90年、加害…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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