安倍晋三首相とトランプ米大統領は25日(日本時間26日)、米ニューヨークでの首脳会談に合わせ、新たな日米貿易協定の合意文書にあたる共同声明に署名した。環太平洋経済連携協定(TPP)から離脱した米国の求めに応じ、昨年9月に決まった二国間交渉はわずか1年で妥結。両国が自らの産業保護を重視したこともあり、自由貿易を進める観点からは後退した内容となる。
再選をかけた大統領選を来年に控えるトランプ氏は、米国内の雇用増加や貿易赤字の削減をうたい、農産物の輸出増と自動車産業の保護を狙った。米国の産業基盤を脅かす安全保障上の脅威だとして、日本車への追加関税の発動も検討し、圧力をかけた。…… 本文:935文字
朝日新聞社
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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