日米首脳「再会談」事前に日本メディアに予告なし 外務省は「共同記者発表」に訂正(産経新聞)

 【ビアリッツ(フランス南西部)=小川真由美】25日午後(日本時間同)に開かれた安倍晋三首相とトランプ米大統領との再会談について、外務省は「共同記者発表」と訂正した。共同記者発表は日米貿易交渉をめぐり両首脳が大筋合意し、9月の署名を目指すとした内容だったが、G7サミット会場近くに詰める首相の同行記者団に事前連絡がなかった。共同記者発表の様子は米テレビが中継した。

 西村康稔官房副長官は「事前に十分な連絡ができなかったことをおわびしたい」と陳謝した。

 共同記者発表は25日午後3時15分から34分まで行われた。外務省から首相同行記者団には「日米首脳の再会談が午後3時1分に始まった」と連絡があったが、実際には3時1分から15分までは両首脳が発表に関する打ち合わせをしていた。当初、交渉担当の茂木敏充経済再生担当相とライトハイザー米通商代表が発表する予定だったが、米側から「良い話なので両首脳による共同記者発表にしたい」と申し出があったという。

 記者団から「再会談」となった経緯や事前の案内がなかった理由など質問が殺到したが、職員は「何も情報がない」と釈明に追われた。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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