【北京共同】梶山弘志経済産業相は22日、日中韓経済貿易相会合出席のため訪問中の北京で記者会見し、半導体材料の対韓輸出規制強化を巡って関係が悪化した韓国の成允模・産業通商資源相と「数分間立ち話した」と明らかにした。関係者によると、対話と輸出実績を重ねて信頼関係を深めていくことが必要と韓国側に伝えたという。7月の規制強化以降、閣僚同士の接触が明らかになるのは初めて。
梶山氏は立ち話の内容については「差し控える」として言及は避けたが、会合で3カ国が多くの分野で合意した点を指摘した上で「そういう中での立ち話だった」と話した。
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