北海道新ひだか町の静内農業高校の生徒たちが生産、育てた競走馬が、25日に地元で行われたサラブレッドの1歳馬の競り市「サマーセール」で2500万円(税別)の高値で落札された。これまで同校で育てた馬の中では最高額となった。
拡大する2500万円で落札された静内農業高校の生産馬=同校提供
落札されたのは「マドリガルスコアの2019」というオス。父親は欧州のG1レースで活躍したマクフィで、生徒たちは「健叶(けんと)」と呼んで育てていた。馬産地の日高地方にある同校は、公立高校としては全国で唯一、授業の一環として競走馬の生産、飼育に取り組んでいる。サマーセールには毎年に参加しているが、これまでの最高額は3年前の520万円だった。
25日の競りでは、高校が育て…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル