北九州市小倉北区の旦過(たんが)市場で19日未明に起きた火災で、福岡県警と市消防局が実況見分をした結果、市場東側にある新旦過横丁内の飲食店周辺の焼け方が激しかったことが、捜査関係者への取材でわかった。県警はこの飲食店内が火元と特定して、調べを進めている。
県警などによると、火災では市場北側と東隣の新旦過横丁の40軒以上、約1600平方メートルが焼けたとみられる。発生から3日目の21日午後7時半に鎮火した。
捜査関係者によると、県警は火災の様子が映った映像から、狭い路地に飲食店が軒を連ねていた新旦過横丁の西側から激しい炎が上がっていたことを確認。さらに「一角にある飲食店から出火している」「焦げ臭いにおいが出ている」といった通報や目撃情報も複数寄せられていたという。
現場は木造店舗が密集する商…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル