旧家に伝わる魔よけの骨、調べたらニホンオオカミだった

 愛知県豊橋市自然史博物館は、寄贈されたイヌ科動物の頭骨が、絶滅したと考えられているニホンオオカミのものと確認したと発表した。博物館によると、頭骨は県内唯一のニホンオオカミの標本となり、東海3県の公的機関に保存されるのは初めてという。

 頭骨は同県豊川市の女性(75)から1月に寄贈された。女性の家は旧家で、1950年ごろまで代々、病気治癒の祈禱(きとう)にこの骨を使っていたという。以降は木箱に入れて床の間の奥に置かれていた。

 木箱には、女性の祖父(故人)…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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