太平洋戦争後期の1945年1月、沖縄県本部町沖で米軍に撃沈された旧日本軍の輸送船「彦山丸」に関し、市民団体が11日、乗組員らが埋葬された可能性がある同町健堅の民有地で発掘作業をし、人間の脊椎とみられる3片を発見したと明らかにした。県や国に託し、DNA型鑑定などで身元が特定できれば、遺族への返還を目指す。
市民団体は「本部町健堅の遺骨を故郷に帰す会」。現場に立ち会った県立博物館・美術館の元館長安里進さん(考古学)は「3片は同じ人間のもので、形状から10代と推定できる」と分析。「彦山丸の乗組員らの遺骨である可能性は否定できない」と話した。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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