早稲田の「三品食堂」がピンチ 学生のにぎわい待つ日々

 関西圏の2府1県で緊急事態宣言の解除が決まった一方で、首都圏と北海道では忍耐の日々が続く。早稲田大学の学生たちを相手に、牛飯とトンカツとカレーを組み合わせた「カツミックス」など名物料理を提供してきた老舗「三品食堂」も休業中だ。存続に向けて支援に動く常連もいて、店主の北上昌夫さん(73)は「何とか持ちこたえたい」と語る。

 「しんどいけど、なんとか耐えるしかない」

 東京都新宿区にある早稲田大学のすぐそばで、学生らに愛されてきた三品食堂。1965年創業の老舗だ。2代目の北上さんは21日、緊急事態宣言が東京では継続となったことを静かに受け止めた。4月8日から休業を続けており、人気のないキャンパスを前にじっと再開の時を待つ。

 先代から学生や卒業生、大学職員の腹を満たしてきた。

 名物はトンカツと牛飯を合わせ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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