9月に入り、これから最盛期を迎えるぶどう。スーパーでも見事に実った房を見かけることが多くなってきました。
ぶどうの品種はとても多く、世界には1万種以上のぶどうが存在するといわれます。このうち日本ではマイナーな品種を入れると100種類以上があり、主な品種で50~60種類ほどが栽培されています。
ぶどうは房の上下で甘さが違う!?
ぶどうを食べるとき、上のほうから食べるか下のほうから食べるかについては意識していない方が多いかもしれません。
でも、実はぶどうの実は房の上のほうと下のほうでは甘さが違うそうです。 詳しい話を千葉県君津市で観光農園を営む佐野卓男さんに伺いました。
房の上の方が甘い!
「ぶどうの房の上と下では、上のほうが甘いんですよ。ぶどうは太陽の光を浴びて枝に近いほうの粒から熟していくので、下の部分に比べて上の部分のほうが糖度が高くなる傾向にあります。 だから食べるときには下から上へ食べてください。だんだん甘さが増した方が美味しく感じられます」(佐野さん) さらに、房の上下で甘さが違うことに加え、一粒の上下でも甘さ変わってくるといいます。
粒自体は下側が甘い
「一つの粒でも糖度が違います。房に付いている上のほうより、粒の下のほうが色づきも良く甘みも強いのです」(佐野さん) ぶどうを食べるときは、房の下のほうから食べ進めると美味しくいただけるわけですね。
ぶどうは果物の中でも糖分が多いので、試しているうちにおなかが一杯になってしまいそうですが、旬を存分に味わいましょう。
ウェザーニュース
Source : 国内 – Yahoo!ニュース