日本の南の海上の積乱雲群が今朝にかけて急速にまとまり、台風の卵・熱帯低気圧となりました。
衛星画像を見ると、昨日の段階ではバラけていた雲が、一つの大きな雲の塊に変わってきたことがわかります。
熱帯低気圧として発達傾向にあり、明日25日(木)にも台風になる見込みです。
各国シミュレーションは東西に開き
熱帯低気圧の西と東に高気圧があるため、週末にかけて北上し、関東や東海など東日本に接近する可能性が高くなっています。
上空の強い風、ジェット気流は北海道付近を吹いているため動きが遅く、ゆっくりと近づいてきそうです。
高気圧の勢力により東西の進路のブレがあります。
各国の気象予測モデルによるシミュレーションの結果では、27日(土)の朝の段階で関東から東海沿岸まで300kmほどの開きがある状況です。
関東中心に雨域が広がる予想
27日(土)朝の降水分布を見ると、関東を中心に濃い青色の強い雨の領域が広がる予想となっています。
ただ、台風の進路が西側になった場合は東海地方にも活発な雨雲がかかり、関東から東海にかけて、長時間、強い雨が降るおそれがあります。
雨の強まるタイミングやエリアは進路によって変化しますので、必ず最新の情報をご確認ください。
ウェザーニュース
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