大阪観光大などを運営する学校法人明浄学院(大阪府熊取町)で21億円が不明になった事件で、全額を着服した疑いが強まったとして、大阪地検特捜部が業務上横領の疑いで元理事長の女ら数人を近く逮捕する方針を固めたことが5日、関係者への取材で分かった。
関係者によると、法人は明浄学院高(大阪市阿倍野区)の土地の一部を売却し、その資金で老朽化した校舎の建て替えを計画。2017年7月、大阪市中央区の不動産会社と約32億円の売却契約を結び、手付金として21億円を受け取った。
元理事長らは21億円を大阪府吹田市の不動産会社に預けるなどし、着服した疑いが持たれている。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース