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学校法人の前理事長が運営資金1億円を暗号資産の購入に流用した疑惑について法人側が6日、保護者説明会を開き、経緯などを説明しました。
関係者によりますと学校法人「明浄学院」の前理事長は去年4月、理事会に諮らずに法人が運営する大阪観光大学の運営資金1億円を自身が取締役を務める関連会社に振り込むよう指示し、暗号資産の購入に充てた疑いがあるということです。6日に開かれた保護者説明会で法人は「1億円全てを回収していて、大学の運営には問題がない」と説明しました。しかし、文科省や府は去年、大学や法人の高校に補助金を交付していることから今後、支出の経緯に問題がないか調査を行う方針です。
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