天野剛志
市議への暴言の責任をとり、今期限りで政治家から引退すると表明した兵庫県明石市の泉房穂市長(59)は16日午前、ツイッターへの投稿を「休止する」と自身のツイッターで表明した。
泉市長はツイッターに「昨年12月21日以来、積極的に発信をしてきたが、諸般の事情に鑑み、休止させていただく」などと投稿。フォロワー数は約37万件に上るが、再開は現時点で不明という。
泉市長は取材に対し「(ツイッター上で)説明も一定できた。今は反省し、おとなしくする立場」と話した。暴言の後にツイッターでの発信をやめようと考えたが、「問い合わせが多く、説明責任を果たしたい」と考えて16日まで続けたという。
泉市長は8日に、市長への問責決議案に賛成する会派の市議2人に「選挙で落としてやる」などと発言。以降、ツイッターへの投稿を止めていたが、12日に市議会で引退を表明した後に、経緯や謝罪の思いを投稿していた。
市長の任期は来年4月30日まで。その後は子育て支援などの施策を全国に広める活動を続けていくとしている。(天野剛志)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル