映える天然芝、日本ハムの新球場は95%が完成 来春オープンへ準備

 ボールパークに映える天然芝――。来春からプロ野球北海道日本ハムファイターズの新本拠地となるエスコンフィールド北海道(北海道北広島市)が3日、報道陣に公開された。

 工事は全体の95%が終了。天然芝の野球場は各地にあるが、開閉式屋根を備えたものは日本初となる。公開時はあいにくの雨で屋根は閉じられたが、センター後方のガラス壁からの外光で、緑の芝生、茶色いアンツーカー部分、スタンドに設置が済んだグレー色の客席がコントラストを描くように鮮やかに映えていた。

 芝は寒冷地に適した「ケンタッキーブルーグラス」を採用。芝の総面積は約7600平方メートル。2020年5月から千歳市の畑で育て、幅76センチ、長さ7メートルのロール状に切り出して運搬した。10月3~7日の5日間で張り、養生しているところだ。地中には地温コントロールシステムを設置し、日中は日光で育て、夕方以降は「グローライト」と呼ぶ人工光を当てて、強く育てる。

 寒冷地で屋根付き、しかも越…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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