映画館跡地を照らす希望の明かり 旦過市場火災で全焼した小倉昭和館

安斎耕一

 昨年8月の旦過(たんが)市場一帯の大火で焼失した北九州市の老舗映画館「小倉昭和館」の跡地で、竹灯籠(とうろう)の温かみのある明かりが不定期にともされている。

 小倉城を幻想的に彩る「小倉城竹あかり」の実行委員会メンバーが制作。昨年11月のイベントで使用した竹灯籠が、昭和館の樋口智巳館主に贈られた。

 再建に向けて奔走する樋口館主は「またこの地に戻るという決意も込めて、飾らせていただく」。復活を心待ちにするファンたちにとっても希望の灯だ。(安斎耕一)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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