森田博志
「日本一早い山開き」とうたう宮崎県諸塚村の諸塚山(1341・6メートル)の山開き(諸塚村など主催、朝日新聞社など共催)が12日にあり、約200人が早春の山歩きを楽しんだ。
村が朝日森林文化賞を受賞した翌年から始まり、今年は第38回。新型コロナウイルスの影響などで5年ぶりの通常開催となった。
飯干緑地広場での神事などの後、集まった登山愛好家らが西登山口から山頂をめざした。好天に恵まれ、山口市からグループで訪れた開地成久さん(79)は「今日は暑かった」と気持ち良さそうに汗をぬぐった。参加は6回目といい、仲間たちが祝賀飛行で訪れたヘリコプターに向かって、持参した日の丸の旗を振っていた。
全国的には元日から山開きをする山もあり、実際には日本一早くはない。九州中央部の豊かな自然を、春の訪れとともに感じてほしいと、長くキャッチコピーを使い続けている。(森田博志)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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