昭和初期の東京・下町くっきり 1千枚のガラス乾板に写っているのは

 関東大震災後の浅草。上野公園で遊ぶ子たち――。明治から昭和初期の下町の様子を撮影したガラス乾板約1千枚が、東京都台東区立下町風俗資料館で見つかった。街並みや人々の服装など下町の記憶を伝える貴重な資料として、区はデジタルデータベース化して保存活用することを決めた。

 ガラス乾板は、透明なガラス板に感光性物質を含む液体を塗布したもの。写真機にセットした後、乾板をもとに写真を焼き付ける。フィルムが普及する以前の明治から昭和にかけてよく使われていた。

大量に見つかったガラス乾板には、昭和初期にかけての東京・下町の様子が鮮明に刻まれていました。そこに写っていたのは? 実際に移っていた写真も多数ご覧いただけます。

 同館は下町の文化を後世に伝…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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