時が止まった1LDK、在りし日の娘が日記に 京アニ

 世界から愛された京都アニメーション。そのスタジオが放火され、35人が犠牲になった事件は18日、発生から1カ月になる。

 亡くなった津田幸恵(さちえ)さん(41)が暮らしていた京都市内のマンションは、1LDKの日常が突然止まっていた。

 父の伸一さん(69)が訪れたのは、事件後が初めてだった。

 引き出しに「日記」を見つけた。単語帳と小さなノートに細かい字が並ぶ。パラパラとめくると、自分を励ます言葉や友人に宛てた言葉が目にとまった。

 知らない娘の姿に出会えた気がした。

 旅先で泊まったホテルや旅館の領収書も残してあった。「捨てられないところは妻に似ている」。昨年2月に亡くなった洋子さんの面影が重なった。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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